東京のエプロン屋

タブリエつくってます

おかげさまで無事に新年を迎えることができました。

タブリエも今年で発売から56年目になります。
ユーザーさんには母親が使っていたという方もおおく、
なかには3代続けてのご愛用者さんもいらっしゃいます。
私自身がそうであったのでつよく共感できるのですが、
タブリエを着た女性のいる家庭で生まれ育ったからこそ、
理解できるタブリエの良さがあるのかもしれません。


さて先週末、松本作業所では今年初めての裁断作業をしました。
年末からのご注文で特にMサイズが間に合わず、ずっとお待たせしているお客様には本当にすいません。。。

1着分約2.5m前後のタフタ生地が広げられる裁断台に
生地を重ねてから裁断します。
もう何十年も同じ製品だけを生産してきているのに、
ベトナムでの量産工場時代は200着以上を1セットでした)
結果、現在は10着前後を1回分として裁断しています。
ユーザーさんのお声に近づけば近づくほど、
定型化できない微修正が必要になるからです。


同じ立場の量産縫製工場さんからすると??なことも、
今ではユーザーさんのお声やご希望があればどんどんやります。


最近の悩みは縫製につかう糸、できれば縫製にも
ウール・羊毛地との相性がよい(帯電率があがらない)ナイロン糸を使いたいと、
数年前から試行錯誤していて裁断含めて工夫をかさねています。
しばらくは手元にある生地在庫での製品供給(=小ロット生産)がつづきますので、
この機会にユーザーさんたちともうんと距離を縮め、
目には見えない型紙をつくり残せたらいいな。。。。
以上、東京のエプロン屋がひとり夢見る初夢でした。