東京のエプロン屋

タブリエつくってます

毎朝放映されるNHK連続ドラマ小説、いつも気軽に流し見しているつもりが、
カーネーション」を観てミシンをはじめてみたり、
「おひさま」で興味をもった松本に作業所を構えることになったりと、
あとから考えてみるととても大きな影響を受けています。
私の思考が単純なのでしょうか、、、。
今は「半分、青い。」ですよね、これまた10年ほど前に患った聴覚の病気が重なって、
主人公すずめの跳ね上がる調子に共感しつつ、音を拾う工夫なども参考にしながら観ています。
お気に入りはオープニングで主題歌にのって飛び出ていくイラストたち。
ラップした上から描いた絵が音のように、いや音が絵になっていく様がとても楽しいですね。
平面におとした線画を切り取って、形にしていく服作りも演奏と本質的に共通するところが多く、
音の足跡には音符が残りますが、服づくりのそれは縫い目に糸調子として顕れます。
キツく叩けば丈夫でかるく、ゆるく繕えばあたたかく、、、、。

話がそれましたが、ご紹介したかったのはラップの絵を応用して裁断をする方法。
小さな人形服など、小物をつくるとき型紙から写して裁断するの難しいですよね。
そんなときは生地に絵型を載せてラッピング裁断がおすすめです。


生地に絵型をかさねてラップします。
写真とは逆になりますが敷いたラップに絵型、生地の順序で重ねるとシワが寄りづらいです。

ぴったりとラップします。
空気がうまく抜けないときは角端を切り落としてください。

絵型をのこして裁断します。
カッティングボードがあればロータリーカッターを使ってもいいですね。

完成です!


[番外編]
足踏みミシンで愛用のピアノ椅子。
良い音でます。