東京のエプロン屋

タブリエつくってます

徒歩

三が日、太平洋側では強い風が吹きました。
箱根山への道も例年にも増して険しく、
テレビ中継に映る駅伝選手への応援にも熱が入りました。
人は考える葦であると云いますが、
歩きながらの時間はモノを考えるのに最も適しているように思います。
4年ほど前から電車通勤を止め、自転車利用をしていましたところ、
片道6キロの距離がすっかり習慣のウチとなりましたため、
昨夏あたりからは自転車を控え、出来るだけ歩くようにしてみました。
歩きながらですと、実にいろんなことを考えることができます。
仕事前には1日にすべき作業を予め組み立て出社することができますし、
ちょっとした用事は携帯電話で済ませておくと、
結果、時間の短縮にもつながり、且つ集中力も高まります。

思い出す、検討する、予定する、まとめる。
考えないということを意識する余裕をもつこともできます。
自分の足を動かす所作はヒトと時間の協奏曲にとって不可欠なもの。
いち、に、いち、に、の回転はその次に0(ぜろ)でも3(さん)でも、
選んで進むために最適なテンポなのかもしれません。

しかも私はこれで毎日300円節約してます、余談ですけど。
健康のためにも、ちょっとした時間と天気に恵まれたときは、
ひとつ手前の駅で降車し、歩いてみてはいかがでしょう?