東京のエプロン屋

タブリエつくってます

デザイン作業

ここ数週間は来春向けの製品づくりに取り組んでいます。
ナイロンという素材をできるだけ活かすには、
おしゃれなプリントが重要です。
チャーマースでは製品づくりのカナメともいえるのが、
この色柄デザイン。

こちらのバラ柄は長年、リピートしている定番のひとつ。
ですが、毎回、染色に入る前には、微妙な色柄の調整を、
何度も何度も繰り返します。
特に気をつけているのは、「くすまないこと」です。
タブリエは10年以上は普通に、20年間使用していただくことも
珍しいことではない商品ですから、
逆に、ユーザー様のお宅にお邪魔した時には、
そういったウン十年モノに触れることが多々あります。

初めての方にはきっとおかしく映るかもしれませんが、
汚れ、変色、擦り減り、そして臭い。
これらを顔に近づけて念入りに測らせてもらっています。

デザインをすることは風合いを創ることでもありますので、
それを維持できることは、使い続けていただけることに
つながっていくのだと思います、
そう願ってデザインしています。