東京のエプロン屋

タブリエつくってます

春から夏へ

昨日、いつも自転車通勤で通る道すがら、
咲き始めたあじさいをみつけました。

以下は先日、NHKの英会話番組でふれた文章で、春先にワシントンで催されたサクラ祭りでミシェル・オバマ大統領夫人が、100周年の植樹に添えたメッセージです。
The first lady said that on this historic anniversary, the American people don't just admire the trees' beauty, but also their resilience.

最後の"resilience"は「弾力性、回復力」を意味し、日本からの贈り物である美しい桜があわせもつ力強さにも感銘を受けるとアメリカ人の心を込めたもの。


 時に感じては花に涙をそそぎ
 別れを恨んで 鳥にも心を驚かす

こちらは唐詩で知られる杜甫が詠んだ「春望」の一節です。国破れて山河ありではじまる有名な詩ですが、こうして道端の花を愛でていると1000年以上も昔に生きた人々の声や、遥か遠く離れた土地の人々の心が届くようで不思議です。