東京のエプロン屋

タブリエつくってます

豆アジのマリネ

最近、料理ネタがおおく恐縮ですが、
今日は豆アジを使ったマリネ。
お酒ではなく白ワインを使います。
釣りに行ってたくさん獲れすぎた時、
よく作る料理です。
4〜5日は美味しく保存できます。


先ず、洗ったアジの尻から腹にかけて伸びている堅いウロコをとる。
ちなみにこの部分、ゼイゴと呼びます(今日まで知らなかった)。


次にエラとハラワタを取り除く。
写真のように包丁を奥の方まで刺し込み、
抑えるようにしてアジの身を引くと、
1度で簡単にとれます。
こうして、、、

ほら!


油の用意をします。
おろしたアジはキッチンペーパーなどで水分をよく拭き、
さらにザル等にあげて風にさらす。
(野菜も同様に軽く干すと美味しくなります)
温度は低温でじっくり、ジワジワ3〜4分、
両面、カラッと素揚げしてください。
魚を取り出す手前で火力を強くし、魚を取り出します。
そうすることで魚からでる水分をとばしながら、
次の分に取り掛かれます。
また、写真のような小さなフライパンを使うと
容易に温度の調整ができますよ。
(油代もうきます)


他に具材はお好みですが、おすすめはナスとエノキ。
こちらは軽く小麦粉を振ってから揚げます。




揚げ物が終わったら、タレづくり。
白ワインはコンビニで超低価格で売られているもの。
これを1カップ強、たっぷりと使います。
鍋に火をかけてアルコールをとばし、少しだけ煮詰める。
火をとめてお酢と砂糖をあわせて味を調える。
色味づけには味ポンを使っています。


タッパーにスライスした玉ねぎを敷き、揚げた具を並べる。
最後に玉ねぎでフタをし、黒コショウをかける。
ピーマンをスライスして加えても美味しいですよ。

タレをそそぐ。


冷蔵庫へ。「美味しくなーれ」と一言添えてください。


数時間おけばすぐに食べられますが、
やはり一晩以上置くと旨みが増します。
酸味が強すぎたり、味気が薄いように感じたら、
みりんを振りかけると味が整います。


おまけでつくりました。
アボカドのオードブルサラダ。

出来上がったマリネを利用します。
タレを同量のオリーブオイルで割り塩で味付け。
玉ねぎは細かく、トマトを加えるだけの一品。


アジやイワシは海の中を群れて動きますので、
刺網漁などでかかると大漁に水揚げされます。
そのため、市場では値がつかずに捨てられてしまうことも。。
食べ方を工夫すれば高級魚に劣らぬ旨さ。
是非挑戦してみてください。