東京のエプロン屋

タブリエつくってます

自家製砂糖菓子

御近所のスーパーでフキが安く手に入ったので
保存のきく砂糖菓子をつくってみました。


先ずは下ごしらえ。
塩で板ずりして水分をだしたら、スジを剥く。
上のようにしてまとめて剥くと簡単です。

私は皮からでるえぐみが嫌いなので皮を剥いてから茹でます。
少し固めに上げて冷水にさらしたら容器にたっぷりの水とともにいれ、アク抜きをします。
画像はありませんが、日に数回、水を入れ替え2日間は冷蔵庫に保管。
しっかりとアク抜きします。

フキの準備が整ったらいよいよお菓子づくり。
焦げ付きの少ない鍋に水を敷き、グラニュー糖を溶かします。
コーヒー用のものを使ってみたら軽量の手間が省けとても便利!
最初は1.5カップの水に4本入れました。
軽く沸騰したら、鍋を濡れた布巾に載せ熱をとる。
鍋にフキを並べて冷蔵庫へ。

半日以上寝かしたら、フキを取り出し鍋にかけながら砂糖を加える。
2回目からは3本ずつ、上と同じ作業を繰り返す。
糖度をあげることで浸透圧を利用します。
3日間かけて5回、合計16本のスティックシュガーを使いました。
最後は水飴に近い粘度にまでしてください。

ザルなどに並べて乾燥します。
1時間くらい扇風機で風をあてるときれいに仕上がります。
ザルの中でコロコロと転がるようになりましたら、
ハサミで小さく切り、砂糖をまぶして一晩置けば完成です。


乾燥している間、使い終えたシロップを煮詰めてベッコウ飴をつくりました。